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「国の借金」838兆円

「国の借金」838兆円 国民1人当たりで約656万円 2008.2.25 18:39-MSN産経ニュース

 財務省は25日、国債や借入金などを合計した「国の借金」が、平成19年12月末現在で838兆50億円になったと発表した。前回公表の9月末時点に比べて4兆3068億円増え、過去最高を更新した。2月1日現在の推計人口(1億2776万人)で割ると、国民1人当たりの借金は約655万9000円となり、3カ月間で約3万3000円増えた計算になる。

 財務省は、国際通貨基金(IMF)の基準をもとに国債と一般会計や特別会計からの借入金、為替介入資金などにあてる政府短期証券(FB)などの国の借金残高を3カ月ごとに公表している。

 12月末現在の内訳は、歳入不足を補うために発行する普通国債が9月末に比べて3兆3653億円増え、534兆5145億円となった。特殊法人向けに発行する財投債などを含めた国債残高は678兆6416億円に達し、3兆9639億円増えた。

 借入金は1199億円増の57兆366億円。FBは2229億円増の102兆3269億円だった。

 国の借金は9月末にFBの一部償還によって4年ぶりに減少したものの、減少は一時的で、再び増加に転じた。政府は平成20年度にも新規国債を25・3兆円発行する予定にしており、さらに借金が膨らむ見通しだ。


 こんなニュースが出てきた訳ですが、じゃあ消費税増税や道路特定財源上乗せ温存もやむを得ないわね…、と脊髄反射&思考停止するのは宜しく無くってよ奥様。いつかは財政再建しなくちゃいけないのは確かだけど、不況時に増税&歳出削減の財政再建をすると、経済が崩壊して税収激減&景気建て直しのための歳出増で、結局財政赤字拡大という逆効果になるのは97年の橋本内閣が鮮やかに証明してくれたではありませんか。
 当時の橋本内閣は、96年度の22兆円の財政赤字を減らそうとして財政再建に乗り出し、実質GDP成長率を96年の4.4%から、97年の-0.1%、98の-1.8%とマイナス成長に転げ落すという金の卵を産むガチョウを殺すような結果に終ったのであります。その後、99年に38兆円の財政赤字を出して、景気のてこ入れをする事に…ってもう誰も覚えていませんかそうですか。このあたりの詳しい経緯は、リチャード・クー氏の最近の本を買って読めばどこかに書いてあるはず。

 では、いつなら財政再建に入れるのかというと、NIKKEI Biz Plusのクー氏のコラムにとっても分かりやすい記事があったので、ポイントのページにリンクしまつ。っていうか、タダで読めるんで連載の記事は全部読んだ方が良いと思われ。

第4回「これからの日本経済が注意すべき点は」(2007/12/07)
 簡単に要約すると……、
●2001年3月期に時価会計制度を導入した事によって、企業は密かに隠していたバブル崩壊後の資産の含み損を、評価損として決算で計上しなければならなくなった。
●どうせ計上するなら売り払って実現損を出した方が、次期以降に利益が出ても繰り延べた損失で相殺でき、税制上のメリットが大きい。
●企業が損失を繰り延べられるのは7年間である。よって繰延期間が過ぎた企業から税負担が正常化し、税収が急拡大する。
●2003年ごろ、財務省は2005年度の財政赤字を43-44兆円と見積もっていたが、実際の2005年度の財政赤字は31.3兆円と12兆円前後も違っている。


 つまり、もう数年待つと、税負担が正常化した企業が多くなり、今の日本の実態に即した税収が明らかになるわけですね。増税の議論はそれまで待った方が良いのですが、財務省の財政再建キャンペーンが、与謝野さんを始めとして声が大きくなってきてます。これは、税収の伸びが財務省の想定を上回った場合、国民の間で財政再建しなくても良いんじゃね?っていう空気が蔓延するのを恐れているのかもしれませんね…。

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