ザッケローニ監督お疲れ様&W杯反省会

 いやー、失点覚悟で攻めに人数をかけたとはいえ、最後はコロンビアさんにこてんぱんにやられました/(^o^)\

 ともあれ、日本代表の選手・監督・スタッフ の皆様お疲れさまでした。

 ザッケローニ監督は今まで日本が手に入れたことが無いような欧州の実績を持ちながら、4年間も最先端の現場から離れて指導してくれました。これは日本サッカーに大きな財産になったと思います。初戦のアルゼンチン戦の勝利から始まり、この4年間は華々しい成績で、世界における日本サッカーの地位向上に繋がったと思います。

 思い返せば4年前の初日の練習は守備練習から入りました。代表に選ばれるような選手もこんな練習は始めて、という感想を残していましたが、イタリア人なら幼少時から叩き込まれているような基本的な守備が日本には無いのかも知れません。「日本には守備の文化が無い」とトルシエ監督も以前言ってましたが、長期的な視点で育成の段階から見直せる部分がありそうです。ザッケローニ監督がもし本国で監督の声がかからなかったら、日本サッカー協会がスタッフごと雇い入れて、若年層の指導者向けに全国キャラバンでもして欲しいところです。W杯の結果に責任を感じてる今なら安く買い叩けるはずだm9(・∀・)ビシッ!!

 さて、今大会の戦犯探し(個別のプレーから不発に終わった選手交代、コンディショニング準備や合宿・キャンプ地の設定等々)はあちこちのメディアや掲示板で噴出してるのでおまかせするとして、個人的にはコートジボワール戦でチェックするべき所で詰めに行かず、引いて待つ消極的な姿勢が疑問点として残りました。抜かれる恐怖が勝ったんだと思うんですが、ここまできて弱気の虫が発生するとは残念でした。サッカーは点を取り合うスポーツなので、失点することは珍しいことではありません。もったいないのは、失点に過剰な恐怖心を抱いて、プレーが小さくなる時間が続くことです。次はこのメンタルの強化もよろしくお願いします。

 なお、「自分たちのサッカー」が禁句になるんじゃないかレベルで批判されておりますが、ショートパスで繋ぐという得意の型が一つできたのは良かったのではないですかね。問題はこれ以外のプランを過信によって自分たちで放棄してしまった所にあるわけで。しかし、こういう試行錯誤は、協会、選手、メディア、ファンも含めて、W杯本戦でしか得られない経験なのでしょう。今後は監督がBプランの準備をしようとした時に、選手がAプランだけで勝負したいんだと言って縛りプレーをすることは無くなるでしょうし。

 ちなみにこれはコロンビア対ウルグアイの試合を見ながら書いているのですが、コロンビアのハメス・ロドリゲスはとんでもない選手ですねww 2ゴールもハイレベルですが、守備に詰めて来た相手の機先を制する空間認識の優れたパスや少ないタッチで繋ぐパスにセンスを感じます。まだ22歳。末恐ろしいw

パラメータは攻撃に全振りのザックジャパンW杯メンバーが発表

 ザックジャパンのW杯ブラジル大会の出場選手が発表されました。

 そうです。テレビで若き日本代表が全力で走る姿と、それをだらしない格好で眺める男の姿が、女性の視界に同時に入るイベントが始まるわけです。
\(^o^)/

 大久保、斎藤ら選出 W杯メンバー一覧

 さて、今回のチームの設計思想は大きく攻撃に振り切ってます。前回の南ア大会のチームと真逆です。

 おそらくサッカー協会は、日本が引いた相手を攻めきるという、アジア予選の戦い方の延長線上でW杯を戦いたいのでしょう。攻撃型のアジア予選チームと、守備型のW杯本戦チームの2つを準備する無駄をなくしたいと。攻撃の選手が揃ってきたので、ザックにそういうオーダーをしたと思われます。黄金の中盤をそろえたジーコジャパンのリベンジも入ってるかも知れませんな…。

 相手のある勝負なので、どこかで自分たちのやり方を貫くだけでは足りない部分が出てくると思いますが、今回は自力の勝る相手にどこまで理想が通用するかを経験する場だと思いましょう。それを修正して、バランスを取るのは次の大会のミッションです。

 まぁちょっと、セットプレーの高さと中盤の守備フィルターに不安を感じる選手層だけど、これといって安心できる代わりの選手もいないので、幸運を祈りましょーw 1次リーグは相性のよいアフリカと欧州中堅国がいるので突破できそうですし。目標はベスト8で。
\(^o^)/


 さて蛇足ですが、幾つか落選組みの選手評を。チームが変わればチャンスもあるさ~

・細貝 守備のフィルターとしてとっても期待してましたが残念ながら今のチームに最後までフィットせず。
・剣豪 ボランチが出来れば可能性はあったが…。二列目ではペナルティエリアへ入り込む意識の差で負けた気がす。
・豊田、ハーフナー 放り込みはしないさせない持ち込ませずで落選。

ザックジャパンの守備の軽いボランチ問題が解消されたかも知れない

欧州遠征 国際親善試合 2013年11月16日(ベルギー/ゲンク)
日本代表2-2オランダ代表


 新しい風が吹いてきたじゃないですかザックジャパン!

 正直言うと、オランダに凡ミスから先制点、鮮やかなサイドチェンジから右サイドでフリーになったロッベンに豪快な追加点を叩き込まれた時点で、善戦するけどポコスカ失点して負ける、いつものザックジャパンだと思いかけましたw

 しかし前半終了間際の長谷部→上手なポジショニングでDFとの距離を取った大迫のダイレクトゴール、引いて人数が揃っていたオランダ守備陣の間をピンボールのようにパスを繋いでからの本田の同点ゴールで0-2のビハインドを跳ね返すとは! あの2点目は、オランダのサッカー関係者やメディアにショックを与えたんじゃないですかねw

 欲を言えば、オランダを倒すチャンスは滅多にないので、勝利の記録を残したかったですね。内容で押していたこの試合なら出来たはずなんですけどねー。\(^o^)/

 さて、この試合、ボランチはお馴染みの遠藤・長谷部ペアではなく、山口蛍と長谷部の組み合わせでスタートしました。強力なオランダ攻撃陣を前に、ザックがついに中盤の軽い守備にメスを入れてきたのです。

 日本はW杯に出るまでは、引いて守ってカウンターするアジアのチーム用にポゼッションしながら崩す攻撃重視のチームを作り、W杯本番では格上用に守備重視のチームという、まったく違う戦い方をする二つのチームを作る必要があります。そろそろザックも本番を見据え、守れるボランチを入れる現実的な戦いの準備を始めたとみましょう。

 そして今日の山口は守備範囲は広いわファウルしないでボール奪取するわ運動量落ちないわで、いきなり答えを出してくれちゃったわけです。後半は遠藤とペアを組みましたが、役割が整理されていたのと遠藤へのプレスが緩かったこともあり、遠藤がピッチで好き放題パスを散らせ、オランダを押し込みまくる展開となりました。
 これで、前回のW杯みたいにアンカーを入れてどん引きする必要が無くなったので、ザックジャパンの強みである前線の1トップ+香川・本田・岡崎の4人の攻撃陣をいじらなくても済みます。

 ついでと言ってはあれですが、この試合で大迫が1トップの候補に急浮上したので、流動的だったFWに柱ができそうな感じです。今まで1トップはニアサイドに入っていける前田を長いこと不調でも重宝せざるを得なかったわけですが、大迫のプレースタイルは前田を互換できるので、前田さんにはジュビロの復興のほうをメインにしていただければと思います。
 マリサポとしては大迫と対戦すると大変危険だったので、これを機に速やかに海外へ羽ばたいていって欲しいものです。

 オランダ戦の寸評おまけですが、岡崎がサイドのスペースをドリブルで深く突いたことがオランダの守備陣の疲労を早めたのかなと思うと、岡崎のすべりまくり&決定機を外したことはチャラにできる気がいたしますw

twitter

FC2カウンター

最近の記事

楽天